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大黒様とは何の神様?|宗教ごとに呼び名が変わり、世界で信仰される

打ち出の小づちを持った大黒様の置物

あなたは大黒様をご存知ですか?

 

『小槌を持っている神様でしょ?』

『米俵に乗っているよね?』

 

そうです、小槌をもって米俵に乗っています。しかし、神様か?と聞かれるとチョット微妙なところです。

明治以前の日本は神仏混交だったので、両者の区別があまりありませんでした。

 

そのため、大黒様は仏教では大黒天という天部、神道ではオオナムチという出雲大社の神様です。

 

インドでは破壊と再生の神ですし、日本では七福神だったりと数多くの顔をもつことで知られています。

今回は、そんな大黒様について分かりやすく解説していきます!

大黒様とは何の神様?

大黒様は八百万の神の中でも、トップランクに入る人気の神様です。

 

ただ、血筋としてはそれほど立派ではなく、スサノオの六世代あとの子孫といわれています。

 

大黒様には様々な呼び名があって、混乱の原因となっています。

まずは大黒様の呼び方について、整理してみましょう。

 

  • ヒンドゥー教:シヴァ神(大黒天)
  • 仏教:大黒天
  • 神道:オオナムチ or オオクニヌシ or 大黒様etc

 

ヒンドゥー教ではシヴァ神(大黒天)

大黒様の大元は、インドの神様です。かなりランクが高く、ヒンドゥー教ではトップ3に入ります。

シヴァは「破壊/再生」を司る様相であり、ブラフマー、ヴィシュヌとともに3柱の重要な神の中の1人として扱われている。また、シヴァ派では世界の創造、維持、再生を司る最高神として位置づけられている。

引用:Wikipedia

ゲームっ子なら、シヴァという名前を聞いたことがあるはずですね。主に氷系の魔法を使うキャラクターです。

仏教では大黒天

インドで生まれた大黒天は、日本の仏教に取り込まれます。しかし仏教においては『天部』という分類になり、ランクとしては下層になっています。

 

天部の役割は如来、菩薩、明王など、上位ランクの仏の補佐をすることです。

 

仏教に習合されたインドの神々は、他にも数多く存在しています。

 

  • 梵天
  • 帝釈天
  • 金剛力士
  • 四天王
  • 阿修羅
  • 弁財天
  • etc

 

聞いたことのある天部も多いと思います。

 

金剛力士についてはコチラ▼

関連記事金剛力士像が作られた理由|阿形あぎょう・吽形うんぎょうの天部

 

神道ではオオナムチ or オオクニヌシ or 大黒様etc

神道においてはオオナムチ、オオクニヌシなどと呼ばれます。『因幡の白兎』の主人公としても有名です。

その他にも呼び名がたくさんあります。

 

  • 大国主神
  • 大物主神
  • 国作大己貴命
  • 葦原醜男
  • 八千矛神
  • 大国玉神
  • etc

 

これだけの呼び名があるという事は、それだけ多くの性質をもちパワーも強いという事です。

 

一度は日本を統治しましたが、アマテラスの命によって国を譲りました。

その代わり、出雲大社を作ってもらい、そこに祀られるようになったとされています。

 

オオクニヌシは大黒天と習合して、さらに民間信仰の七福神『大黒様』とも同一視されるようになりました。

 

打ち出の小槌と大きな袋に米俵のスタイルは、財福の神としても信仰されています。

大黒様の祀り方

一般的には、神様として祀ることになります。

そのため、神棚と同じようにお祀りすれば問題ありません。

 

  • 頭よりも高い位置
  • 南を向くように
  • 通路にならない場所
  • 上部に部屋があるなら天井に『空』という紙を貼る

 

大黒様と恵比寿様は仲良し?

大黒様、恵比寿様は代表的な福の神です。布袋様を含めることもあります。

そのため、大黒様と恵比須様を一緒にお祀りすることもよくあります。

 

関連記事恵比寿様とは何の神様?|祀り方とご利益、真言(マントラ)について解説

 

大黒様は持ち歌がある?歌と歌詞

大黒様には歌があります。

おおきなふくろを かたにかけ
大黒だいこくさまが かかると
ここにいなばの しろうさぎ
かわをむかれて あかはだか

大黒だいこくさまは あわれがり
「きれいなみずに あら
がまのほわたに くるまれ」と
よくよくおしえて やりました

大黒だいこくさまの いうとおり
きれいなみずに あら
がまのほわたに くるまれば
うさぎはもとの しろうさぎ

大黒だいこくさまは たれだろう
おおくにぬしの みこととて
くにをひらきて ひと
たすけなされた かみさまよ

引用:http://www.d-score.com/ar/A04103002.html

作詞は石原和三郎です。「うさぎとかめ」「はなさかじじい」「金太郎」などの童謡も生み出しました。

大黒様を祀る代表的な神社

それでは、大黒様を祀る神社を紹介していきます。

出雲大社

超がつくほど有名な神社ですね。神無月(旧暦の10月)には、全国の八百万の神が出雲大社に集合します。

出雲では神無月は神在月というらしいです。この月は、全国から神々が出雲に集まってくるからだそうです。本殿には入れませんが、境内全体が神聖な感じがします。松の参道は真ん中は神様の通り道で、人はその左右を通るようになっています。

引用:グーグルマップ

大神神社(おおみわじんじゃ)

大和国一宮 大神神社 三輪明神   別表神社 日本最古の大社 自然界の氣が、三輪山に潤う すこぶる日本遺産〖レガシー〗 鳥居が見事です、更に参道は心地よく風情がある灯籠が並んでいる… 社殿前の階段から境内をみると大神神社に来んだ、と実感が強くなる… 社殿は西向き福徳方位で縁起が良い。 御神木は巳の神杉、この杉は白蛇が住むと云われ、縁起がよい。(白い蛇は神様の使い) 拝殿は、存在感があり立派に鎮座している まるで参拝者を歓迎しているかのよです。

引用:グーグルマップ

北海道神宮

ここは、北海道札幌市中央区にある神社です。 円山公園に隣接する。1964年(昭和39年)までは札幌神社。旧官幣大社であり、現在は神社本庁の神社。また、全国一の宮会より蝦夷国新一の宮に認定されている。 北海道の開拓当時樺太・千島に進出を進めていたロシア帝国に対する守りということで、大鳥居が北東を向いている。末社である開拓神社には間宮林蔵などの北海道開拓の功労者が数多く祀られている。 参道を歩くと、暑い夏の日でも涼しくなれます。 パワースポットの一つに数えられています

引用:グーグルマップ

大黒様の代表的なご利益

大黒様のご利益は、以下の通りです。

 

  • 縁結び
  • 子授
  • 夫婦和合
  • 五穀豊穣
  • 養蚕守護
  • 医薬
  • 病気平癒
  • 産業開発
  • 交通・航海守護
  • 商売繁盛

 

流石の御利益ですね。分野問わず、多岐にわたっています。

大黒様の真言(マントラ)

大黒様の真言は、以下の通りです。

 

おん まかきゃらや そわか

 

真言は、人間の言葉に訳すことはできないとされています。大黒様を参拝するとき、心で唱えるといいかもしれませんね。

まとめ

以上、大黒様とは何の神様?|宗教によって呼び名が変わり世界で信仰されるについての紹介でした!

大黒様は宗教によって呼び方が違いますし、神道においては呼び方が多すぎて混乱しやすいです。

宗教ごとに分けると、以下のような呼び方となります。

 

  • ヒンドゥー教:シヴァ神(大黒天)
  • 仏教:大黒天
  • 神道:オオナムチ or オオクニヌシ or 大黒様etc

 

どの呼び方でも大黒様は大黒様なので、神社に行ったら清らかな心で参拝しましょう。

それでは、おん まかきゃらや そわか!

 

大黒様と同じく、七福神であり天部でもある弁財天の詳細はコチラ▼

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