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恵比寿様と大黒様は神様界のサラブレッド?両親と生い立ちを紹介

恵比寿様と大黒様をご存知ですか?

 

『エビスビールの神様だよね?』

『米俵に乗ってる神様でしょ?』

 

この2柱は七福神にも抜擢され、庶民のから人気のある神様です。色々な呼び名もあり、数々のご利益があります。しかし、どうしてこんなに人気があるのか知っている方は少ないです。

実は神様にも親がいて、現在の形になるまでの生い立ちがあります。恵比寿様に至っては、奇形児として生まれてソッコー海に捨てられるという悲しい過去を背負っています。

今回は、恵比寿様と大黒様の出生の秘密から生い立ちまでを解説し、どのようなご利益があるのかを紹介していきます!

恵比寿様は海の神様

鯛と釣竿を持った恵比寿様の姿は、誰もが見たことがあると思います。それもそのはず、日本ではちょっといいビールとして有名なエビスビールのシンボルだからです。

 

恵比寿様は海や漁業の神様として有名です。

 

最初は海の神様だけだったのですが、室町時代に商売の神様という称号も手にします。

市場が形成されると、そこには様々な神様が祀られるようになります。恵比寿様も海の幸をつかさどる神様として祀られ、次第に大阪の商人の間で商売繁盛の神様として崇拝されるようになりました。

蛭子命(ひるこのみこと)|イザナギとイザナミの第一子

生まれた時の恵比寿様は、蛭子命(ひるこのみこと)という名前です。なんと、両親は日本列島を作ったとされるイザナギとイザナミ。神様界のサラブレッドです。

 

イザナギとイザナミが蛭子命を生むときの話はコチラ▼

 

しかし、蛭子命はその名の通り、蛭のように骨のない形で生まれてきました。

 

つまり、体の不自由な赤ちゃんだったのです。

 

その後、蛭子命は葦の船に乗せられ、海に流されてしまいました。捨てられたという事です。人間の歴史を考えると、よくありそうな話ですね。

恵比寿様は西宮神社に祀られている

生まれた時から悲しい人生を歩んでいた蛭子命ですが、その後は大躍進をします。海に流された蛭子命は、現在の兵庫県西宮市に流れ着きます。

えびす宮総本社 西宮神社 

そして、その土地の人々は体の不自由な蛭子命を大事に育て養います。

 

海岸に流れ着いた見慣れないものを『えびす』と呼んで、海の神様からの賜りものとする習俗がありました。

 

人々の信仰を集めた蛭子命は、どんどん名前を変えて出世していくのでした。

 

  1. 夷三郎(えびすさぶろう)
  2. 夷三郎大明神
  3. 戎大神(えびすのおおかみ)
  4. 恵比寿神

 

体の不自由な子とはいえ、イザナギとイザナミの第一子です。この大躍進はさすがといったところでしょうか。

恵比寿様を祀るその他の主な神社

以下は、恵比寿様を祀っている主な神社です。

 

  • 蛭子神社:神奈川県鎌倉市
  • 蛭子神社:徳島県那賀郡
  • 西宮神社:栃木県足利市
  • 須部神社:福井県遠敷郡

 

恵比寿様のご利益

恵比寿様のご利益は以下の通りです。

 

  • 豊漁
  • 航海安全
  • 貿易繁盛
  • 商売繁盛

 

海や商売に関係するものが多いですね。

 

もっと詳しい恵比寿様の情報はコチラ▼

 

大黒様は国を作った神様

打ち出の小槌と米俵で有名な大黒様。実は大黒様という名前は、最初の名前ではありません。

 

元の名は大穴牟遅神(オオナムヂ)、または大国主命(オオクニヌシ)といいます。

 

神道というのはとても懐が深く、他の宗教と容易に混ざり合います。現在の日本人気質にもそっくりですね。クリスマスやハロウィンなど、抵抗なく受け入れて独自の文化に昇華させてしまいます。

大国主命はインド仏教の守護神【大黒天】と習合し、大黒様と呼ばれるようになりました。後に、民間信仰の七福神の大黒様と同一視されるようになったのです。

大国主命(おおくにぬしのみこと)|スサノオの6世代あとの子孫

オオクニヌシ(大黒様)の血筋もサラブレッド。なんと祖先はあのスサノオです。

 

  1. 須佐之男神(スサノオ)
  2. 八島士奴美神(ヤシマジヌミ)
  3. 布波能母遅久奴須奴神(フハノモヂクヌスヌ)
  4. 深淵之水夜礼花神(フカブチノミズヤレハナ)
  5. 淤美豆奴神(オミヅヌ)
  6. 天之冬衣神(アメノフユキヌ)
  7. 大穴牟遅神(オオナムヂ)

 

スサノオの6世代あとの子孫がオオナムジです。スサノオは、イザナギが禊をした時に生まれた3柱の1人。その子孫という事は、日本を作った神様の子孫という事ですね。

後に、スサノオの命によりオオクニヌシと名乗って、国造りを進めることとなります。

大黒様は出雲大社に祀られている

オオクニヌシの国造りをおもしろく思わない神もいました。

 

それは、天照大神(アマテラス)です。

 

アマテラスは、スサノオと一緒に生まれた3柱の1人です。アマテラスは高天原という天の国を治めていましたが、、葦原中つ国(日本)を治めるのも自分たちだと主張します。そこで、オオクニヌシに向けて強力な使者を遣わします。

 

その神は、健御雷(タケミカヅチ)といいます。

 

そのあまりの強さに、オオクニヌシとその息子たちは日本を明け渡すことにしたのです。しかし、オオクニヌシはしたたかです。交換条件として、自分の住む場所の提供求めたのでした。

 

それが出雲大社です。

 

オオクニヌシは自分の住みかとして出雲大社を作ってもらい、日本をアマテラスに譲るのでした。

大黒様を祀るその他の主な神社

以下は大黒様を祀っている、主な神社です。

 

  • 大神神社:奈良県桜井市
  • 気多神社:石川県羽咋市
  • 大和神社:奈良県天理市
  • 北海道神宮:北海道札幌市

 

大黒様のご利益

大黒様のご利益は以下の通りです。

 

  • 縁結び
  • 子宝
  • 夫婦和合
  • 五穀豊穣
  • 養蚕守護
  • 病気平癒

 

イケメンとして有名な大黒様は恋多き男でした。そのため、恋愛系のご利益が多いです。

 

大黒様の詳細はコチラ▼

 

まとめ

以上、恵比寿様と大黒様は神様界のサラブレッド?両親と生い立ちを紹介でした!

民間信仰の2トップは、波乱万丈な人生を歩みますが、その血筋は確かなモノです。数多くのご利益があるのも納得ですね。

 

同じ七福神の弁財天についてはコチラ▼

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