あなたは、墓参りの持ち物と作法を知っていますか?
『墓参りなんて親がやること』
『特に気にすることがなかった』
代々のお墓がある家は、小さな頃からお寺に訪れる機会があり、墓参りに馴染みがあるでしょう。しかし、そうではない方にとって、墓参りとは未知の世界です。
- いったい何をしたらいいの?
- 持っていくものは?
- 何を着て行ったらいいの?
疑問ばかりが湧いてくると思います。そこで、今回は墓参りの持ち物と作法について解説していきます。
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お墓参りの持ち物は5つある
線香
故人にあげるための線香です。香りによって、身も心も清められます。
ライター
線香に火をつけるためのライターです。実は、線香に火をつけるのは、意外と難しいです。
チョットでも風が吹くような日は、100円ライターでは無理でしょう。線香専用のライターは火が出ないので安全ですし、雨風の影響も受けません。お年寄りでも手軽に使えます。
花
墓参り用の花もありますが、基本的には何の花でも大丈夫です。田舎では、自分の庭に咲いている花を生けたりします。
柄杓・手桶
花のビンに水を入れたり、水鉢に水を入れる時に使用します。清らかな水を入れることで、身も心も浄化されるとされています。
柄杓と手桶は、寺院に用意されていることも多いです。確認してから準備しましょう。
清掃用具|スポンジ、布、ゴム手袋、ビニール袋
墓参りをするなら、同時に墓の清掃もしましょう。お墓は常に綺麗にしておくのが、供養の基本です。墓石は天然石でできているので、シミができたり石が傷んできます。
なので、清掃は水洗いが基本となります。
今はとても便利な時代になったので、墓掃除専用のセットも販売されています。
墓の周りには雑草が生えるので、抜いていきます。お寺には、枯れた花などを処分する場所があることが多いです。雑草も処分していいか確認しましょう。
抜いた雑草を寺で処理してもらえない時は、ビニールに入れて持ち帰ります。
お墓参りの作法は5つのステップがある
墓参りは、以下の手順で行います。
- 本堂へのお参り
- 墓の清掃
- 花、水鉢、お供え物の設置
- 線香をあげて合掌
- お供え物を持ち帰る
お供え物は生の米にする地域もあります。その場合、鳥に食べられますが、食い散らかされる心配はありません。
お墓参りのマナーと注意点
故人がお酒好きだと、墓石にもお酒をかけたくなりますよね。でも、それはやめておきましょう。化学変化で墓石が変色することがあります。
また、線香を一度に大量に焚くのもやめておきましょう。高温になると、香炉にヒビが入ることがあります。
お供え物にアルミ缶はやめておきましょう。缶のあとがついて、錆の原因になります。
意外とやりがちなことですが、お墓を傷めることになりますので注意していください。
服装はそんなに気にする必要はない
墓参りに服装の決まりはありません。ですが、以下のような服装は避けましょう。
- 肌の露出が多い
- 鮮やかで派手な色合い
- 毛皮やファー
落ち着いた服を着ていけば問題ありません。
午後にお墓参りをしてもいいのか?
墓参りをするときは、午前中がいいとされることがあります。しかし、特に決まりがあるわけではありません。
故人への気持ちや想いが大切なので、午後に墓参りしても問題はありません。
墓を守っている檀家の意向があれば、従うようにしましょう。
まとめ
以上、お墓参りの持ち物と作法|形式だけではなく、故人を想う気持ちが大切についての解説でした!
墓参りに持っていくモノは、以下の通りです。
- 線香
- ライター
- 花
- 柄杓・手桶
- 清掃用具
墓参りの作法は以下の通りです。
- 本堂へのお参り
- 墓の清掃
- 花、水鉢、お供え物の設置
- 線香をあげて合掌
- お供え物を持ち帰る
服装と時間帯に決まりまありません。故人や周りの方が不快にならないように、配慮すれば問題ないでしょう。
仏壇に線香をあげる時は、宗派によって異なります▼
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