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檀家をやめたい|離団するための法的な手順とかかる費用

我慢できずに怒っている男性

Olichel / Pixabay

お寺から法外なお布施を請求されて困っていますか?

 

『寺の補修で100万円請求された』

『金ばかりのお寺と縁を切りたい』

 

近年、お寺からの異常ともいえる要求に嫌気がさしている人が急増しています。檀家を辞めるための、専門部隊まで組織されています。

 

最初に申し上げますと、檀家を辞めることはできます。宗教とは強制できるモノではありません。

 

日本国憲法

第20条  信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

引用:文部科学省

 

日本国憲法の第20条にキッチリと明記されていますね。なので、檀家を辞めることは何の問題もありません。

そもそも、お寺が良識のあることを言えば、このような離檀トラブルは発生しないのです。

 

では、どうしてお寺は檀家を困らせるような無理難題を平気で口にするのか?

 

それは、一般社会から隔絶された世界でしか生きてきていないからでしょう。一般的な人は会社で働き、顧客の要望に一生懸命答えてお給料をもらいます。

しかし、僧侶というのは、お寺の管理・法要などが収入源です。ただ、式を執り行っていれば収入が得られるのです。

 

競争のない社会で成長はあり得ません。

 

これでは、顧客(檀家)満足度が向上するはずがないのです。そもそも、顧客という考えがないんでしょうけどね・・・

しかし、このように離檀が増えてきた背景、業界に対するバッシングを受け、僧侶の意識も変わってき始めています。

今回は、離檀の手順と費用について紹介していきます。

檀家をやめたい人が増えている

先日父が亡くなり、生前購入したお墓の住職がお金の話しかしてこなくて、もー我慢の限界で、すぐ辞めたいのですが、どうして良いか分かりません。そのお墓には誰も入っておらず、納骨もまだしていません。あと、変な話このままお墓を放置したらどうなりますか?

引用:教えて葬式レビ

住職がお金の話しかしてこなくて嫌気がさしたという意見です。

寺建て替えで檀家に高額な寄付依頼があるが払えません。お寺存続の為に檀家が寄付しなければいけないのはよく分かりますが、60万円という金額があまりに高額すぎるのと一方的過ぎて困っています。

引用:ヤフー知恵袋

突然、60万円ものお布施を請求されたという意見です。

檀家ということで、お寺の改修のため30万円の寄付を募るという便りが届きました。
前回は十数年前に母屋の立て替えとかで25万円来たそうです。
その時は義父が存命だったので、義父が支払ってくれました。

年間の維持費、報恩講、など一年間でお寺に納める金額も相当です。

お寺は檀家が支えて行かなければならないと言うことは分かってはいるのですが、
そのお寺には家の子と同じ年の子がいて、家はお金がないから
大学は絶対国公立と言い聞かせ頑張って合格しましたが
お寺の子は急に美術系の大学に行きたいと言い出し
浪人して超学費が高い私立の美術系の院まで行き外国にいったり
すごく贅沢してます。
檀家と言うことでなんとか決められた金額を納めなければならないと思いつつ、
住職のお宅は贅沢してるのに…と腹立たしくなります。

引用:ヤフー知恵袋

お寺は贅沢しているのに、自分たちの生活は大変という意見です。

なぜ檀家制度があるのか?

檀家制度は江戸時代に作られました。

時は流れ、江戸時代。徳川幕府は僧侶たちを管理下に置くため、2つの制度を作ります。

  • 宗教布教・新規開宗の禁止
  • 檀家制度

布教を禁止されたら宗教は終わりです。信者を増やすことができません。しかし、檀家制度を作ることで信者の確保を保証したのです。

『もう布教活動しないでね。その代わり、日本人は全員どこかの寺に所属させるからさ。』

なんと巧妙な制度でしょうか。

これは国外からの新興宗教の侵入も防ぐことができますし、檀家制度を利用して日本人の戸籍管理を寺に丸投げすることもできました。

寺は維持費を檀家の葬儀で稼ぎ、檀家は出産や死亡などの手続きを寺に頼む。本来は幕府がやるべきことを、一切のお金、労力を使わずにやってのけたのでした。

しかし、この制度が日本仏教から生老病死から人々を救う本来の仏教を奪っていきます。僧侶は、哲学など考える必要はなくなったのです。

ただ、葬式・法事を滞りなく行ってさえいれば、食いっぱぐれることはないのですから。

日本仏教は『死』に特化していき、葬式仏教と呼ばれるようになりました。

引用:ゴドブダ

仏教徒を保証するから、反政府運動をしないでねという考えから作られたのです。

江戸時代っていつでしたっけ・・・400年くらい前の古い制度が、現代に適応できるわけもないのです。

離団するための法的な手順とかかる費用

墓の引っ越しのことを『改葬』といいます。転居、遠方の墓、僧侶とのトラブルなど、さまざま理由で改葬する場合があります。

手続きには法律が絡みますし、離檀には費用が発生します。その辺りの手順について解説していきます。

改葬の手順

法的な手順のほうは、案外あっさりとしています。

 

  1. 受入証明書の発行(引っ越し先の墓地)
  2. 埋葬証明書の発行(今の墓地)
  3. 改葬許可証の発行(自治体)
  4. 遺骨の取り出し・閉眼供養
  5. 墓の解体・整地
  6. 改葬許可証の提出(引っ越し先の墓地)
  7. 納骨・開眼供養

 

ただ、今の墓地を管理するお寺に判子をもらう必要があり、それを拒否するところもあるようです。

離檀の費用

これが問題となるお布施です。お布施とは仏教における修行の一環なので、今の価値観とは全く異なった金額を要求されるケースが目立ちます。

さて、離檀料はいくら払えばいいのでしょうか?

 

残念ながら、明確な基準はありません。

 

こればかりは仕方ありませんね。お布施、香典など、人の死にかかわるお金は今だ闇の中なのです。インターネットが普及したので、いずれオープンな情報になることを願います。

ですが、中には1,000万円を越えるお布施を要求してくるお寺もあるようです。

離檀料に強制力はありませんが、お布施を理由に判を押さないお寺もあります。そんな時は、法的な手段に出るしかないでしょう。

また、離檀料とは別に、お墓を更地にする費用がかかります。コチラに関しては明瞭会計で対応してくれる業者がいます。なんと行政手続きの代行までしてくれるのですから、とても便利な業者です。

まとめ

以上、檀家をやめたい|離団するための法的な手順とかかる費用についての解説でした!

お寺からの法外なお布施問題は、これからも後を絶つことはないでしょう。なぜなら、お金を貯めこんでいるのが高齢者世帯だからです。

これからお墓を引き継いでいく若い世代に蓄えがなければ、檀家の費用は支払えません。

 

すると、離檀という考えに行き着くのです。

 

個人的には、お寺は本来の仏教哲学を教える場になってほしいですけどね。

現実問題、お金がない場合は『墓じまい』の検討も必要です。

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