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納骨堂とは?|メリットとデメリットを理解して正しくお墓を選ぼう

赤い椅子が置かれた綺麗なロッカールーム
  • 御主人や奥さんを失くして、お墓探しに困っていますか?
  • 子供がいない、子供にに迷惑をかけなくないと考え、お墓を探していますか?
  • 田舎の遠いお墓を管理することができなくなりましたか?

 

そんな方にオススメなのが『納骨堂』です。

 

継承者がいなくてもOKで、駅から近いという利便性から希望者が増えてきています。しかし、なんといってもお墓ですからね・・・簡単に決められることではありません。

今回は、納骨堂の種類、費用、お参りの方法、メリット、デメリットまで全てを解説していきます。あなたのお墓探しの一助になれば幸いです(^^♪

納骨堂とはどんなお墓?

納骨堂というと、一昔前は一時的に遺骨を保管する施設でした。しかし、現在の納骨堂といえば、永代供養が基本となっています。

近年ではイメージをガラリと変え、高級ホテルさながらの設備が整っていたりします。

参拝するための個室を完備

故人のお参りに行くと、専用の個室を用意してくれるところがあります。

そこにはモニターが設置されており、自動で思い出の写真や映像が映し出されます。

集合墓地なのに、他の人に気を遣う事なくお参りできるのは魅力的ですね。

ホテルのような休憩スペース

納骨堂といえば陰気なイメージでしたが、今ではエントランスロビーやラウンジを用意しているところもあります。

そこでは休憩や軽食、会食付きの法要まで行うことができます。

お参りに来た人がくつろげるよう、空間設計に様々な工夫がされています。

幻想的なデザイン

納骨堂のシンボルにお釈迦様を置き、その両サイドに墓碑を敷き詰め、LEDで光らせるような納骨堂もあります。

幻想的なデザインで、新しいお墓を演出する設計です。

納骨堂のメリットとデメリット

納骨堂のメリットデメリットには、どんなものがあるのでしょうか?

メリット

 

  • 継承者が不要
  • 墓石がない分、費用が安い
  • 交通の便がいい
  • 屋内なので天候に左右されない
  • 草むしりなどの掃除が不要
  • 無宗教でもOKの所が多い
  • バリアフリーな施設
  • 墓石がないので引っ越しがラク
  • ペットと一緒の墓に入れる場合もある

 

デメリット

 

  • 三十三回忌を過ぎると更新料がかかることがある
  • 室内なので線香をあげられない施設もある
  • 新しい葬法なので周囲の理解が得られにくい

 

納骨堂の種類は全部で4つある

納骨堂というと、最新のシステムを使ったモノを想像する方が多いでしょう。

テレビなどのメディアでは、そのようなタイプの納骨堂をよく取り上げます。ですが、実際にはもっとアナログな納骨堂も多数あります。

ロッカー式

最も一般的なのはロッカー式です。その名の通り、ロッカーのように同じ大きさの遺骨収納庫が並べられています。

それぞれに扉がついており、その中に骨壺を納めておきます。

納骨堂の種類としては安価ですが、供物を置くことができない場合もあります。

仏壇式

仏壇式は、小型の仏壇が横並びに設置されています。仏壇の下段部分に遺骨を収納しておきます。

ロッカータイプと違い仏壇の機能があるので、位牌、遺影、供物などを飾っておくことも可能です。

自動搬送式

テレビでよく見かけるのが自動搬送式です。まるでお墓とは思えないような、未来的な納骨堂になります。

収納スペースに収められてる遺骨が、コンピューター制御で自動的に参拝室まで運ばれてきます。

操作もカードやタッチパネルを使うので、近未来感満点なお墓です。

モニュメント形式

屋外にあることが多いのが、モニュメント式の納骨堂です。

何人もの遺骨を集合して納める点は同じですが、その集合体全体を墓標とした造りになっています。

 

手元供養という選択しもあります▼

関連記事手元供養の仏壇とミニ骨壺|遺骨アクセサリー・ジュエリーもおすすめ

 

納骨堂にかかる費用

納骨堂の費用は場所によりけりですが、永代使用料が100万円前後のところが多いようです。(最初に支払うお金)

あとは年間維持費を払っていきます。参考までに、目黒御廟の料金プランを紹介します。

 

  • ラグジュアリー:136万円
  • スタンダード:108万円
  • ベーシック:85万円

 

1階、2階、地下などによって値段が変わってきます。年間の会費は1.5万円なので、とてもリーズナブルですね。

納骨堂は永代供養してくれるのか?

納骨堂を検討する方は、独り身だったり、子供に迷惑をかけたくないという方が多いです。

 

なので、継承者がいなくてもずっと供養してくれる永代供養が必須です。

 

もちろん納骨堂側もそれをくみ取り、永代供養料を支払ってもらい対応しています。

しかし、永代供養と記載されていても三十三回忌を過ぎると、共同墓地に移されてしまうこともあります。

また、三十三回忌を区切りに再度永代供養料の支払いが必要な場合もあります。

自分が納得できるよう、契約内容はしっかりと確認するようにしてください。

納骨堂のお墓参りの方法を紹介

ここでは、最新式のシステム『自動搬送式』のお参り方法を紹介します。

一例ですので、他のシステムの所もあるかと思いますが、参考にしてください。

 

  1. 参拝カードを受付の機械にかざす
  2. 受付機から出てくる受付票を取る
  3. 案内モニターに表示される受付番号を確認する
  4. 自分の順番がきたら参拝室に移動する
  5. 参拝室のカードホルダーに参拝カードを差し込む
  6. 遺骨が自動で搬送されてくる
  7. お参りをする

 

まとめ

以上、納骨堂とは?|メリットとデメリットを理解して正しくお墓を選ぼうについての紹介でした!

今の納骨堂は、オシャレでバリアフリーな設備が整っているところが増えました。

種類は以下の4つです。

 

  • ロッカー式
  • 仏壇式
  • 自動搬送式
  • モニュメント式

 

初期費用は100万円前後のところが多いようです。継承者が不要なので、1人でも気兼ねすることがないのが最大のメリットですね。

ただ、永代供養といっても三十三回忌を過ぎると合同の墓地に移動させられる場合もあります。メリットとデメリットをよく考えて、購入を検討しましょう。

 

お墓の意味についてはコチラ▼

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