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お寺にも参拝方法がある|正しい作法と仏像の拝み方を紹介

あなたはお寺の参拝方法をご存知ですか?

 

『神社はよく聞くけど・・・』

『お寺は墓参りに行くんじゃないの?』

 

日本人は、お寺=お墓のイメージがあると思います。お寺に行く時は墓参り、法要、葬式など、人の死にまつわる場合がほとんどです。日本の仏教が、葬式仏教と言われるゆえんでもあります。

 

日本仏教が葬式仏教になった理由▼

 

ですが、お墓がない人でも、お寺を参拝するのはOKです。お寺には仏様がいるので、人々を苦から救済してくれます。

 

これこそ、本来あるべき仏教の姿なのです。

 

では、その参拝に作法はあるのでしょうか?神社なら二礼二拍手一礼が有名ですが・・・今回は、お寺の参拝方法と仏像の拝み方につて紹介していきます。

お寺の参拝方法と仏像の拝み方

まずは山門の前で合掌|心を込めて一礼

お寺の入り口には『山門』という門があります。神社でいうと鳥居のような位置づけです。

山門を前にしたら一度立ち止まり、両手を合掌しましょう。そして『これから仏様の世界に入る』という気持ちをもって一礼します。

山門を通過した後は、仏様に向かう参道です。中央は仏様が歩く道なので、参拝者は端を歩くようにしましょう。仏教は礼を重んじて、相手に尽くすことが大切です。

手水舎でお清め|ここは神社と一緒

手水舎で手を洗ってお清めをします。これは神社と同じルールです。

 

  1. 柄杓を右手に持ち、左手に水をかける
  2. 柄杓を左手に持ち、右手に水をかける
  3. 柄杓を右手に持ち、左手に水を貯め、口をすすぐ
  4. 水の残った柄杓を縦にして、柄を洗う

 

仏様を拝む前に、しっかりと身を清めましょう。

お線香をあげる|穢れた息で火を吹き消さない

続いて、お線香をあげましょう。線香に火をつけると炎が消えないことがあります。しかし、決して息を吹きかけてはいけません。

我々人間の息は穢れているので、仏様に上げるモノに穢れを吹きかけることは許されません。炎が消えない時は手であおいで消しましょう。

参拝をする|神社のように拍手はせず合掌して一礼

本堂に着くと賽銭箱がありますので、お賽銭を入れましょう。

 

お賽銭は願い事の対価・・・ではありませんよ。

 

お賽銭は布施といい、仏教の修行のことをいいます。人に財物を施したり、相手に有益な説法をしたりすることです。

お賽銭を入れたら合掌して、願いを心に思い浮かべます・・・と、その前に仏像のご利益を確認しておいてくださいね。

現世のご利益を期待できるのは、千手観音菩薩や薬師如来です。阿弥陀如来は極楽浄土へ導く仏様なので、現世のご利益はありません。

仏様の種類を心得てから参拝するもの、仏像を拝むには必要な礼です。

 

仏像によって得られるご利益がことなります。仏像の分類はコチラ▼

 

お寺参拝の心得

仏教というのは、基本的に悟りへと導くことが目的です。悟りとは、苦から解放された世界のことです。

重要なのは『どのように生きて、どのように死ぬか』を見定めることです。目先の損得ではなく、人生の方針を見つけることが仏様からのご利益になります。

 

『功徳(くどく)を施す』という言葉がありますが、これは仏様から頂いたご利益を他の人に差し上げることをいいます。

 

お互いに功徳を分け合いながら、仏教を学んでいくことを菩薩道といいます。お寺を参拝するときはこの気持ちを忘れないようにしましょう。

まとめ

以上、お寺の参拝方法と仏像の拝み方|神社のように拍手はしないについての解説でした!

基本的な作法は難しくありませんね。以下、おさらいです。

 

  1. 山門の前で一礼
  2. 手水舎でお清め
  3. 線香をあげる
  4. 参拝する

 

作法も大切ですが、もっと重要なのは仏様を参拝するときの心です。リラックスしながらも、敬意を払って拝みましょう。

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