お墓の選び方が分からなくてお困りですか?
『墓に種類なんてあるの?』
『価格が不明瞭過ぎて・・・』
そうですよね。人の死にまつわることなので、なかなかハッキリとした情報が出てこないのが現状です。
ですが、お墓探しなんて何回もするものではありませんし、1回で良いお墓に出会いたいですよね。
お墓を持つ意味についてはコチラ▼
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今回は、お墓の探し方について紹介していきます。
お墓の探し方がわからない
まず、お墓を買うとはどういうことなのかを知りましょう。
お墓を買う=その使用権を買う
という事になります。使用権なので、そこを永続的に使用しなければならないというわけではありません。
近年では、高額で不明瞭なお布施が原因で、墓離れが加速しています。お寺の住職にその旨を告げると、もっと高額な費用を請求されることが問題視されています。
お寺さんの意見もわかるのですが、お金が絡むと檀家だって黙っているわけにはいかないのでしょう。
今は、墓じまいを専門とする業者もあるくらいです。
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さて、問題ばかりが目立つお墓ですが、探す時にはどんな所に注意が必要になのでしょうか。
納得のいく墓地を選ぶための5つのポイント
それでは、お墓選びのポイントを解説していきます。最初に、お墓の種類を知っておきましょう。
- 寺院墓地:お寺の檀家になる
- 公営墓地:自治体が運営している
- 民営墓地:石材店などが運営している
寺院墓地は高額ですが、自宅の近くのことが多いです。毎回のお墓参りがラクで便利ですね。
公営墓地は安いですが、人気があるので抽選や順番待ちになります。
民営墓地は整備されていますが、その分高額になる場合が多いです。
これらのメリットとデメリットから、お墓選びをしていきましょう。
立地条件の確認
まずは立地条件です。これは一番重要な事です。
お墓というのは購入したら終わりではありません。天然石を使っている墓石は傷みやすいので、定期的な手入れが必要です。
また、区画内には雑草も生えるので、ちょくちょくお墓を訪れて清掃する必要があります。年2回のお彼岸、お盆、法要など、お墓に行く機会というは思いのほか多いのです。
お墓に行くのに片道10,000円もかかるようだったら、管理なんてできませんよね。
片道1時間もかかるようでは、ちょくちょく見にいくこともできません。
なので、アクセスの良さというのはとても重要です。檀家制度は賛否両論ですが、家の近所で済ませたいなら寺院墓地が最適です。
宗派の確認
次に重要なのが宗派です。お墓を管理する側によっては、宗派を限定してくる場合があります。
近所のお寺さん、いわゆる寺院墓地がそれです。
市区町村などの自治体が運営する公営墓地、石材店などが運営する民営墓地は宗派を問わない場合が多いです。
ですが、公営墓地は募集の数が少なく、民営墓地は高額だったりと、それぞれメリットとデメリットがあります。
親族に確認
次に重要なのが、家族や親族の意見です。特に、地方に家族・親族がいる場合、どこにお墓を作るかでもめるケースがあります。
せっかく契約できたのに、泣く泣くキャンセルなんてことも・・・
寺院墓地の場合、使用料が返却されない場合もあります。
お寺の檀家になるということは、そのお寺を支えるという覚悟が必要です。
管理・設備の確認
お墓参りをするときは、色々と持っていくモノがあります。また、現地で処分するものもあります。
持っていくモノは花、線香、お供え、清掃用具などです。処分するものは雑草、枯れた花などとなります。
- ゴミを処分させてもらえるのか?
- 清掃用の水道施設はあるのか?
- 線香に火をつける場所はあるか?
ひとことで墓参りといっても、設備があるとないとでは雲泥の差です。
設備がない場合でも、駐車場があれば荷物を持ち運びすることができますね。
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価格の確認
最後に、お墓の価格を確認しましょう。墓にかかる費用には、以下のモノがあります。
- 永代使用料
- 墓石工事費
- 管理料
墓地使用規定と約款にはしっかりと目を通して、総額を確認してから購入を検討しましょう。
まとめ
以上、お墓の探し方|納得のいく墓地を選ぶための5つのポイントについての紹介でした!
- 立地条件の確認
- 宗派の確認
- 親族に確認
- 管理・設備の確認
- 価格の確認
お墓を購入するのは、なかなか大変な作業です。費用も高額になります。失敗することはできませんね。
ですが安心してください。やっぱり、専門の部隊がいます。お墓探しで困ったときは、専門家を頼りましょう。